ネタニヤフ氏、カタールに謝罪 トランプ氏との会談中に電話
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【9月30日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は29日、ホワイトハウスからカタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・サーニ首相兼外相に電話をかけ、カタール領内でのイスラム組織ハマスへの攻撃について謝罪し、二度とこのような攻撃を行わないと約束した。米国が発表した。
9月9日にカタール領内でのハマス攻撃を命じて以来、これまでかたくなな姿勢を崩さなかったネタニヤフ氏だが、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦についてドナルド・トランプ米大統領と会談する中でこの電話をかけた。
ホワイトハウスは声明で、「ネタニヤフ首相は第一歩として、イスラエルによるカタール領内のハマスの標的へのミサイル攻撃でカタール兵が意図せず死亡したことに対し、深い遺憾の意を表明した」さらに、人質交渉中にハマス指導部を標的としたことでカタールの主権を侵害したことについても遺憾の意を表明し、今後このような攻撃を行わないことを確約した」と述べた。
ホワイトハウスの声明によると、ネタニヤフ氏とムハンマド氏は、「連携を強化し、意思疎通を改善し、相互の不満を解決し、脅威を阻止するための共同の取り組みを強化する」ための三者会合の設置でも合意した。(c)AFP