【9月26日 AFP】男子テニス、木下グループジャパンオープンは25日、シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)は足首を負傷しながらも6-4、6-2でセバスティアン・バエス(アルゼンチン)を下し、初戦を突破した。

世界ランキング1位で全米オープン王者のアルカラスは、第1セットの第5ゲームでボールを追いかけている際にコートに崩れ、数分間コートに座って苦悶(くもん)の表情を浮かべていたが、メディカルタイムアウトを取って左足首にしっかりとテーピングを施した後は、スムーズな動きを見せた。

その後雨が降り始め、会場の屋根を閉めるために試合が30分ほど中断したが、アルカラスは力強いプレーを見せて第1セットを奪うと、続く第2セットもバエスを圧倒した。

ジャパンオープン初出場となったアルカラスは、けがの程度については不明とし、「大会の残りに影響があるかどうかはわからない」と述べた。

「次の試合までの1日半が重要になる」としたアルカラスは「何が起こるか見てみよう。次のラウンドでプレーできるように、万全の状態にするためにできる限りのことはする」と続けた。

27日に行われる2回戦では、ジズー・バーグス(ベルギー)と対戦する。

第2シードのテイラー・フリッツ(米国)は4-6、6-3、7-6(7/3)でガブリエル・ディアロ(カナダ)から逆転勝利を収めて1回戦を突破した。

第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)も4-6、6-1、6-1で望月慎太郎に逆転勝ち。予選勝者の島袋将は、第5シードのトマス・マハッチ(チェコ)から6-3、7-6(7/4)の勝利を収め、2回戦に勝ち上がった。(c)AFP