イラン、IAEAとの協力「事実上停止」 欧州による制裁再発動の動きで
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【9月21日 AFP】イランの最高安全保障委員会は20日、英国、フランス、ドイツによる国連制裁再発動の動きが、国際原子力機関(IAEA)との協力を「事実上停止させる」と述べた。
同委員会はテレビ声明で「外務省が機関(IAEA)と協力し、問題解決のための計画を提示しているにもかかわらず、欧州諸国の行動は機関との協力の道を事実上停止させるものになる」と述べた。
この前日には、イランが10年前に署名した核計画に関する義務を守らなかったとして「スナップバック」の手続きを開始したことを受け、国連安全保障理事会が凍結されていた制裁の再発動を決議していた。
この決議により、イランの核活動に制限を課す代わりに停止されていた制裁が、28日に再び有効となる見込みとなっている。ただし、イランが今後1週間以内に安保理を説得できれば、再発動が回避される可能性もある。
イラン側は、欧州諸国の行動がIAEAの監視再開と国際規則の順守を目指した数か月にわたる協議を損なうものだと批判している。
6月のイスラエルとの「12日間戦争」で、核施設がイスラエルと米国の攻撃を受けたイランは、その後IAEAとの関係を停止していたが、今月初めにはIAEAと新たな枠組みで合意してイランの核施設への査察再開が可能となっていた。(c)AFP