平和賞に執着するトランプ氏、立ちはだかるノーベル委員会の独立性
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■電話
ベルグ・ハルプビーケン氏は、「推薦されることは必ずしも偉業ではない。偉業とは受賞者になることだ」「ご存知のとおり、推薦資格がある人はとても多い」と述べた。
推薦資格があるのは、世界各国の国会議員や閣僚、過去のノーベル平和賞受賞者、そして一部の大学教授などで、数千から数万人に上る。
今年のノーベル平和賞には、338の個人・団体が推薦されているが、候補者リストは50年間公表されない。
特にふさわしい候補者が最終候補リストに名を連ね、その後、専門家によって各候補者が評価される。
ベルグ・ハルプビーケン氏は、「委員会が議論する際、議論の枠組みを形成すのは専門家の知識を集めたデータベースだ。過去24時間で最も注目を集めたメディア報道がではない」「毎年多くの受賞運動があることは重々承知しており、いかなる受賞運動にも不当な影響を受けないよう、プロセスと会議の構成に最大限の努力を払っている」と述べた。
委員長であるベルグ・ハルプビーケン氏は委員会を運営するが、ノーベル平和賞受賞者の選考では投票しない。
ノルウェーの経済紙ダーゲンス・ナーリングスリーブによると、トランプ氏は7月末、ノルウェーのイェンス・ストルテンベルグ財務相(前NATO事務総長)との関税をめぐる電話会談で、ノーベル平和賞問題に言及した。
ノルウェー財務省は電話会談があったことは認めたが、両者がノーベル賞について話し合ったかどうかについては明らかにしていない。