チャーリー・カーク氏銃撃事件、容疑者を拘束 米当局発表
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【9月13日 AFP】米ユタ州の大学構内でドナルド・トランプ米大統領に近い保守系の政治活動家チャーリー・カーク氏(31)が射殺された事件で、米当局は12日、容疑者を拘束したと発表した。
ユタ州知事スペンサー・コックス氏らによると、拘束されたのはタイラー・ロビンソン容疑者(22)。親族らの通報後に男を拘束した。
当局は動機を明らかにしていないが、未使用の弾薬の薬きょうに反ファシストに関する文字が刻まれていたという。
カーク氏はトランプ氏の盟友として知られる保守系の政治活動家でインフルエンサー。10日、ユタバレー大学で講演中に銃撃され、死亡した。
J・D・バンス米副大統領は、遺体を副大統領専用機「エアフォースツー」でカーク氏の自宅がある西部アリゾナ州へ搬送した。
トランプ氏は、カーク氏が「彼の世代の巨人」であり、「自由の擁護者」であったと述べ、同氏に対して文民最高の栄誉「大統領自由勲章」を授与すると発表した。トランプ氏は容疑者の死刑を求める意向を示している。(c)AFP