防暑グッズが海外で好調、中国越境ECが存在感
発信地:東京
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【9月15日 東方新報】今年、北半球が夏を迎えて以来、高温が各国で続き、海外では「夏の経済」が活況を呈している。この流れを受け、中国のEC事業者も恩恵を受けており、海外消費者の間で中国製の防暑・涼感グッズへの需要が伸びている。
淘宝(タオバオ、Taobao)の海外向け事業によると、今年6月から7月にかけて、同プラットフォームでの夏物商品の越境取引量が急増した。特に、ハンディ扇風機、サンシェード、サングラスが「夏を乗り切る三種の神器」として人気を集め、わずか2か月で累計販売数は100万点を超えたという。
データでは、夏物グッズの需要は国や地域ごとに多様化している。日本では美容やスキンケアを重視する消費者が多く、日焼け止めクリームの売れ行きが好調。ベトナムやマレーシアなどの東南アジア諸国では、実用性の高い携帯扇風機が支持を得ている。タイではサンシェードが好まれ、旅行や家庭でのピクニック、キャンプなど幅広く利用されている。
海外市場での成功の背景には、越境ECプラットフォームによる販売事業者への支援がある。2024年に始まった「淘宝・天猫(Tmall)海外成長計画」では、参加する店舗が海外注文の商品を中国本土の公式集荷倉庫に送るだけで、越境物流はプラットフォームが一括して対応する仕組みを導入。事業者は手軽に「ワンクリックで世界販売」を実現できるようになった。(c)東方新報/AFPBB News