カタール、イスラエルの攻撃非難 ネタニヤフ首相は「裁かれるべき」
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【9月11日 AFP】カタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・サーニ首相は10日、イスラム組織ハマスの狙ったイスラエルによるドーハへの前例のない攻撃について、パレスチナ自治区ガザ地区に拘束されている人質の解放への希望を打ち砕くものだとして、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相は「裁かれるべきだ」と非難した。
イスラエルによる空爆が実施された翌日、サーニ氏は米CNNに対し「ネタニヤフ氏による昨日の行為で、人質に対する希望は完全に打ち砕かれた」と述べ、今後の停戦交渉への関与をめぐり「状況を再評価している」と米政府と協議していることを明らかにした。
10日午前、イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は「敵に対してはどこでも行動する」と強調し、ネタニヤフ首相もカタールに対し、ハマスの幹部を追放するか責任を問うよう促し、「さもなくばわれわれが行動する」と述べた。
カタールは2012年から米国の承認を得てハマスの政治局を受け入れており、エジプトや米国とともに和平交渉の主要な仲介者となっている。(c)AFP