オーストラリア、大型水中ドローン「ゴーストシャーク」部隊配備へ
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【9月10日 AFP】オーストラリア政府は10日、11億ドル(約1620億円)規模の防衛計画の一環として、大型の水中ドローン「ゴーストシャーク(幽霊ザメの意)」部隊を配備すると発表した。
リチャード・マールズ国防相は記者会見で、オーストラリア海軍向けにこの「超大型」自律型ドローン数十機を建造し、1号機が1月に就役する予定だと説明。
「これはオーストラリア海軍にとって極めて重要な能力だ」と続けた。
防衛スタートアップのアンドゥリル・オーストラリアが、ゴーストシャークの製造、保守、開発を行う契約を獲得した。
マールズ氏は「オーストラリアは第2次世界大戦終結以来、最も複雑で、最も脅威的な戦略状況に直面していると言っても過言ではない」と改めて強調した。
ゴーストシャーク部隊は、英国および米国との数十億ドル規模の協定に基づくステルス原子力潜水艦の取得計画を補完するものだという。(c)AFP