ガザの人質さらに死亡か、トランプ氏が可能性示唆
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【9月6日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は5日、パレスチナ自治区ガザ地区でさらに多くの人質が死亡した可能性があると述べ、米国がイスラム組織ハマスと「深い交渉」を行っていると明かした。
トランプ氏はホワイトハウスの大統領執務室で記者団に対し、「最近亡くなった人がいるかもしれないという話を聞いている。間違いであってほしいが、交渉の対象には30体以上の遺体が含まれている」と述べた。
2023年10月7日の大規模攻撃で、ハマスは251人の人質をイスラエルから拉致し、そのうち47人が現在もガザで拘束されている。
イスラエル軍によれば、そのうち25人が死亡しており、イスラエルは遺体の返還を求めている。
トランプ氏は「われわれはハマスと非常に深い交渉を行っている」とし、ハマスが拘束している人質について次のように語った。
「われわれは『今すぐ全員を解放しろ、全員だ。そうすれば、彼らにとってずっと良いことが起こる』と伝えた。しかし、もし全員を解放しないなら、状況は厳しくなる。ひどいことになるだろう」(c)AFP