イスラエル軍、ガザ市の40%制圧
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【9月5日 AFP】イスラエル軍は4日、パレスチナ自治区ガザ地区の最大都市ガザ市制圧に向けた軍事作戦で、同市の40%を制圧したと発表した。
ガザの民間防衛当局によると、4日のイスラエル軍による攻撃で、ガザ全体で少なくとも64人のパレスチナ人が死亡、うち30人以上はガザ市内で死亡した。
イスラエル軍報道官を務めるエフィー・デフリン准将はテレビ会見で、「われわれはガザ市の40%を掌握している」と述べ、攻撃は「今後数日間で拡大・激化していくだろう」と付け加えた。イスラム組織ハマスが「敗北するまで」圧力を強めていくという。
イスラエル軍幹部は3日、新たな攻撃によって推定100万人のパレスチナ人がガザ市から南に追いやられると予想していると語った。
国連は先月、約100万人が居住していると推定されるガザ市とその周辺地域に飢饉(ききん)を宣言した。(c)AFP