【8月27日 AFP】全米オープンテニスは26日、女子シングルス1回戦が行われ、大坂なおみがグリート・ミネン(ベルギー)を6-3, 6-4のストレートで下し、3度目の優勝に向け好スタートを切った。

「ここでプレーするたびに、まるで自宅のように感じるし、実際にここが私の家」と語った。

大坂は、緊張していたが「自分が少し落ち込んでいると気づいたときには、できるだけポジティブでいようと努めた」と試合を振り返った。

第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)はエミリアナ・アランゴ(コロンビア)を6-1、6-2で圧倒した。

試合後の記者会見では、人気歌手テイラー・スウィフトさんとNFLのトラビス・ケルシー選手との婚約についての質問が相次いだ。スウィフトさんの大ファンを公言するシフィオンテクは「彼女のために喜びを感じる。彼女にはたくさんのボーイフレンドがいたのはよく知っているが、今回は永遠に続くことを願っている」と語った。

一方、男子シングルス1回戦では、第1シードのヤニック・シナー(イタリア)がビット コプリバ(チェコ)に6-1, 6-1, 6-2のストレートで完勝し初戦突破。大会2連覇へ向け好発進を切った。

シナーは試合後に「ここへ戻ってくるのは素晴らしい気分だ。明らかに非常に特別な大会だ」と語った。

「昨年の素晴らしい思い出がある。毎年違う。ここに来て、この大会を最高の形でスタートすることを願っているが、それができた」と述べ、連覇へ意欲をみせた。

望月慎太郎はユーゴ・ガストン(フランス)を6-4、6-3、6-4で下し、2回戦進出を果たした。(c)AFP