【8月25日 AFP】全米オープンテニスは24日、男子シングルス1回戦などが行われ、大会第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は6-1、7-6 (7/3)、6-2でラーナー・ティエン(米国)を下し、通算25度目の四大大会(グランドスラム)制覇に向けた新たな挑戦をスタートさせた。

第1セットを悠々と先取したジョコビッチだったが、第2セットでは自信を深めたティエンにセットポイントを握られる場面もあった。右足の水ぶくれとみられるものの治療で長いタイムアウトを取ったものの、その後は勢いを取り戻して勝利を収めた。

男子の上位シード勢では、第4シードのテイラー・フリッツ(米国)、第6シードのベン・シェルトン(米国)がともに勝ち上がっている。

女子シングルス1回戦では、昨年の女王で第1シードのアリーナ・サバレンカがレベカ・マサロワ(スイス)を7-5、6-1で退け、連覇に向けた戦いを開始した。

2014年に3連覇を達成したセレーナ・ウィリアムス(米国)以来となる連続優勝を目指すサバレンカは、2回戦ではロシア出身のポリーナ・クデルメトワと対戦する。

アレクサンドラ・イアラ(フィリピン)は第14シードのクララ・タウソン(デンマーク)を6-3、2-6、7-6(13/11)で下し、同国勢としては初めてグランドスラムの白星を飾った。(c)AFP