【8月27日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は26日、首都ワシントンで殺人を犯した者に対し死刑を求刑する意向を表明した。

トランプ氏は閣議で、「首都ワシントンで殺人を犯す者がいれば、われわれは死刑を求めるつもりだ」「これは非常に強力な予防策であり、これを聞いた誰もが賛同している」と述べた。

共和党のトランプ氏は今月、民主党が主導権を握るワシントンに州兵を配備し、首都の警察を連邦政府の管理下に置いた。州兵は24日、武器の携行を開始した。

トランプ氏は25日、ワシントンで数日間殺人事件が起きていないことを誇示し、ホワイトハウス、連邦議会議事堂、その他の主要機関が集まる首都の美化にも取り組んでいると述べた。

トランプ氏は、シカゴ、ニューヨーク、ボルチモアなど、民主党が主導権を握る他の都市でも同様の措置を検討していると述べた。

首都ワシントンは1981年に死刑を廃止した。(c)AFP