【8月25日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、フェデックス・カップ・プレーオフ最終戦のツアー選手権は24日、米ジョージア州アトランタのイーストレークGC(パー70)で最終日が行われ、トミー・フリートウッド(イングランド)が通算18アンダーで米ツアー初優勝を飾った。フリートウッドは大会賞金1000万ドル(約14億7000万円)とともに、フェデックス・カップ年間王者の座を獲得した。

DPワールドツアー(欧州ツアー)で通算7勝を挙げ、米ツアーでは6度の2位を含む30回以上のトップ5入りを果たしていたフリートウッドは、2週間前のフェデックス・セントジュード選手権最終日でリードをふいにしていた。しかし、この日は2アンダー「68」を記録し、2位タイのパトリック・キャントレーとラッセル・ヘンリーの米国勢に3打差をつけて勝利を収めた。

フリートウッドは、「何度も(優勝を)逃してきたから、最後の3打のリードもそれほど多く感じなかった」と述べ、最終18番で2.5メートルまで寄せたところで初めて安心したと明かした。

「これはただの1勝で、これから多くの勝利の始まりであることを願っている。最初の1勝を挙げなければ、多くの勝利は得られない」

全米プロゴルフ選手権と全英オープンのメジャー2大会を制するなど今季5勝を挙げた世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)は、安定性を欠いて通算14アンダーで4位タイだった。

松山英樹は、通算3オーバーで29位に終わった。(c)AFP