炊き出しに押し寄せるパレスチナ人、国連のガザ飢饉宣言「遅すぎる」
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■「終わりが近いように感じる」
ガザの民間防衛機関のマフムード・バッサル報道官は、サブラとゼイトゥンの状況を「著しく壊滅的」と呼び、「全住宅エリアの完全な平坦化」が起きていると説明した。
「ここに閉じ込められ、恐怖の中で生きている。ガザのどこにも安全な場所はない。今動けば死に至る」と、ゼイトゥンの北部郊外に避難したアフマド・ジュンディエさん(35)は語った。
「爆撃の音が絶えず聞こえる。戦闘機、砲撃、無人機の爆発音まで聞こえる」とAFPの電話取材で語った。
「みんな非常に恐れている。終わりが近いように感じる」
イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は22日、イスラム組織ハマスが武装解除し、領内の残りの人質をすべて解放し、イスラエルの条件で戦争を終わらせない限り、イスラエルはガザ市を他の地域と同様に破壊すると発言した。
マフムード・アブ・サケルさん(24)は、イスラエルがガザ市を占領する計画を発表して以来、住民の脱出が加速しているとAFPに述べた。
「今朝だけで500から600家族以上が去り、昨日は数千家族が去った」とし、「朝からの爆発音が皆を追い立てている」と続けた。
2023年10月のハマスの攻撃をきっかけに戦争が勃発。公式の数字に基づくAFPの集計によると、イスラエル側では民間人を中心に1219人が死亡している。
一方、イスラエルの攻撃により少なくとも6万2622人のパレスチナ人が死亡している。ハマスの保健省はその多くが民間人だとしている。国連はハマスが運営する保健省の数字を信頼できるものとしている。(c)AFP