ウクライナとの首脳会談「予定されていない」 ロシア外相
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【8月23日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は22日、ウラジーミル・プーチン大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の首脳会談について、「予定されていない」と述べた。
ラブロフ氏は米NBCの番組「ミート・ザ・プレス・ウィズ・クリステン・ウェルカー」のインタビューで、「会談は予定されていない」と明言。
プーチン氏は「首脳会談の議題が整えばゼレンスキー氏と会う用意がある」が、「議題が全く整っていない」と付け加えた。
さらに、ゼレンスキー氏の正当性に疑問を呈し、最大限の要求をして妥協しない姿勢を貫くことで、4年目を迎えたウクライナ紛争の解決に向けた首脳会談への期待を打ち砕いた。
ラブロフ氏は、「北大西洋条約機構(NATO)加盟を認めないことや領土問題について議論など、米国も受け入れるべきだと考えている原則がいくつかあるが、ゼレンスキー氏はすべてにノーと言った」と述べた。(c)AFP
