王者バルサ開幕戦快勝、久保得点もソシエダはドロー
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【8月17日 AFP】25-26スペイン1部リーグは16日に開幕戦が各地で行われ、昨季王者FCバルセロナは、試合の大半を9人で戦ったマジョルカに3-0で快勝した。
バルサは世界最優秀選手「バロンドール」候補の2人が、7分の先制点を演出し、ラミネ・ヤマルのクロスをラフィーニャが頭で押し込んだ。
23分の追加点でもヤマルが絡み、そのシュートのこぼれ球を最後はフェラン・トーレスがペナルティーエリア端から蹴り込んだ。
ヤマルのシュートを頭で受けたマジョルカのアントニオ・ライージョはその場で倒れたが、主審は試合を続行。これを受けてマジョルカのマヌ・モルラネスは主審に試合を止めるべきだと抗議し、その中で警告を受けたが、この10分後にヤマルへの激しいタックルで2枚目のイエローカードを受け、退場処分となった。
さらにマジョルカは39分、ベダト・ムリキも一発退場。ボールをクリアしようとしたバルサのGKジョアン・ガルシアの頭部付近に、高く足を上げたムリキのスパイクが入ったためだった。
バルサは後半を悠々と進め、ハンジ・フリック監督はローン加入を果たしたマーカス・ラシュフォードにリーガデビューを飾らせた。
試合終了間際には、右サイドでボールを受けたヤマルが相手ディフェンス3枚をはがして、左足のシュートをゴール上隅に突きさし、故試合最後のプレーで3点目を奪った。
レアル・ソシエダは、バレンシアと1-1で引き分けた。57分にバレンシアのディエゴ・ロペスに先制を許したソシエダだったが、3分後に久保建英が同点ゴールを奪った。(c)AFP