【8月1日 AFP】米国のスティーブ・ウィトコフ中東担当特使が1日、パレスチナ自治区ガザ地区を訪問した。

ガザ地区での食料危機が深刻化する中、ウィトコフ氏は、米国のマイク・ハッカビー駐イスラエル大使と共に、同地区にある食料配給所を視察した。

「我々はイスラエル軍からのブリーフィングを受け、現地の人々と話をした」とハッカビー氏がX(旧ツイッター)に投稿した。

訪問に先立ち、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は記者団に対し、ウィトコフ氏が「配給所を視察し、より多くの食料を届ける計画を確保し、現地のガザ市民と会って、この悲惨な状況について直接話を聞く」と述べた。

数か月にわたって停滞している停戦と人質解放の交渉に関わっているウィトコフ氏は、7月31日にイスラエル入りした後、ベンヤミン・ネタニヤフ首相とも会談した。(c)AFP