【8月1日 AFP】第22回世界水泳選手権は31日、シンガポールで競泳が行われ、12歳の于子迪(中国)が大会史上最年少でメダルを獲得した。

于は女子4×200メートルリレーの予選に出場したのみで、この日の決勝では泳がなかった。しかし、決勝で中国チームはオーストラリア、米国に次いで3位に入り、于はリレーチームの一員として銅メダルを受け取ることになった。

200メートル個人メドレーと200メートルバタフライの決勝でともに4位に入った于は「とても感動的で、素晴らしい気分」と喜びを語った。

今後は、得意種目である400メートル個人メドレーの出場を残している。

10月に13歳になる于だが、競泳界の一部では、まだ成長過程にある年齢での高レベルのトレーニングと競技が精神的および身体的に与える影響について疑問の声が上がっている。

現在のワールドアクアティクス(世界水連)の規則では、出場最低年齢は14歳だが、于のように速ければ若い選手も選手権に出場できる。(c)AFP