【8月1日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は7月31日、ロシアによるウクライナへの攻撃で少なくとも16人が死亡したことを受け、ウクライナにおけるロシアの軍事行動を「不快極まる」と非難し、新たな制裁をちらつかせた。

トランプ大統領は記者団に「ロシアの行動には吐き気がする。不快極まる」と述べた。

また、現在イスラエルに滞在しているスティーブ・ウィトコフ特使(中東担当)をロシアに派遣すると述べた。

ウィトコフ氏は、トランプ氏によるロシアとの関係修復に向けた試みが行き詰まる前に、モスクワでウラジーミル・プーチン大統領と複数回にわたって会談している。

米国は、厳しい経済制裁をちらつかせ、ロシアに対し来週末までにウクライナにおける敵対行為を停止するよう求めている。

トランプ氏は7月31日、この期限を改めて強調。「われわれは制裁を科すつもりだ。彼(プーチン氏)が制裁を気にするかどうかは分からないが」と述べた。(c)AFP