【7月31日 AFP】米連邦準備制度理事会(FRB)は30日、政策金利を5会合連続で据え置くことを決定した。利下げを求めるドナルド・トランプ大統領からの強い圧力に逆らう形となったが、2人の理事が決定に反対する異例の展開となった。

FRBは会合を開き、政策金利を4.25%から4.50%の範囲で据え置く決定を発表した。

FRBのジェローム・パウエル議長は会合終了後の記者会見で、関税交渉に関する不確実性の高まりを指摘した。

「貿易交渉は非常に動的な時期にある」と述べ「どこで落ち着くかを見るにはまだ時間がかかる」とした。(c)AFP