【7月30日 AFP】米上院本会議は29日、ドナルド・トランプ大統領の元個人弁護士を連邦控訴裁判所の判事に指名する人事案を、賛成50、反対49の僅差で承認した。

共和党が多数派を占める上院は、トランプ氏の元個人弁護士エミル・ボーベイ氏(44)を、第3巡回区控訴裁判所の終身判事に任命した。民主党はこの指名に強く反発し、今月初めには抗議のため上院委員会の会合を退席していた。

共和党議員のうち、アラスカ州選出のリサ・マーカウスキー氏とメーン州選出のスーザン・コリンズ氏の2人が反対に回ったが、共和党は上院で53対47の多数派を維持しており、人事案は承認された。

元連邦検察官のボーベイ氏は、司法省で第3位の高官を務めていた際にトランプ氏に指名された。

ボーベイ氏の指名は激しい批判を呼び、上院司法委員会の民主党筆頭委員であるディック・ダービン上院議員は、ボーベイ氏の承認を受けて声明を発表。「ボーベイ氏の主な資格は、この大統領への盲目的な忠誠心のように見える」と述べた。

ダービン氏はさらに、ボーベイ氏が2021年1月6日の議会襲撃事件で暴徒の側に立ったと非難した。(c)AFP