【7月10日 AFP】サッカーフランス・リーグ1で7度の優勝を誇るオリンピック・リヨンが、2部降格処分への異議申し立てを認められ、1部の座を守った。フランスサッカー連盟(FFF)が9日、発表した。

リヨンは昨年11月、フランスサッカー経営管理総局(DNCG)から予算制限を課されると、先月には制裁解除に至らずリーグ2への降格を命じられていた。

降格を免れたリヨンだが、来季に向けてクラブが給与と移籍金の予算を削減しなければならないと、FFFは述べている。

昨シーズンを6位で終えたリヨンは新シーズンのヨーロッパリーグ出場権を獲得しており、この異議申し立ての成功によって同大会でのプレーが許可されることになるが、欧州サッカー連盟(UEFA)にはすでに罰金を支払っている。

チームは7日にプレシーズンを開始しており、新シーズンのリーグ開幕戦は8月15から17日の週末に行われる敵地でのランス戦となっている。(c)AFP