【6月11日 AFP】韓国ソウルの検察は11日、サッカー・イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーに所属する孫興民(ソン・フンミン)選手(32)に対する恐喝と恐喝未遂の罪で、男女2人を起訴したと発表した。

起訴されたのは20代の女と40代の男の2人で、地元メディアによると、女は孫選手の元交際相手とされている。2人は先月、逮捕されていた。

聯合ニュースなどの報道によれば、女は昨年、胎児のエコー写真を孫選手に送り、同選手との子どもを妊娠していると主張して公表をほのめかし、3億ウォン(約3170万円)をゆすり取ろうとしたとされる。

実際に女が孫選手との子どもを妊娠していたかは不明だが、地元メディアによると、女は妊娠を主張したうえで中絶したという。

検察は、女がその後、男と共謀してさらに7000万ウォン(約740万円)を恐喝しようとしたとみている。聯合ニュースによれば、男女は交際関係にあったという。

孫選手はこの要求を拒否し、2人を刑事告訴していた。(c)AFP