ニックスがシボドーHC解任 在任5年、今季は東決勝進出も
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【6月4日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のニューヨーク・ニックスは3日、トム・シボドー・ヘッドコーチ(HC)の解任を発表した。
ニックスは5月31日、イースタンカンファレンスのプレーオフ決勝(7回戦制)第6戦でインディアナ・ペイサーズに敗れ、1999年以来となるNBAファイナル進出を逃した。今回は過去25年で最高成績のプレーオフとなったが、チームは1973年を最後に優勝から遠ざかっている。
67歳のシボドー氏は、ニックスで5シーズンにわたり指揮を執り、4度のプレーオフに導いた。特に今季は、昨季王者のボストン・セルティックスを破るなど健闘を見せた。ニックスでの通算成績は226勝174敗。昨年には契約を3年延長していた。
ニックスのレオン・ローズ会長は声明で、「われわれの組織はファンのために優勝を目指すことに全力を注いでいる。この追求の中で、トム・シボドーHCに別の道を進む決断を伝えるのは非常に難しいことだった」と語った。
さらに、シボドー氏のこれまでの貢献に感謝を示し、「最終的には、組織が前進するために最善の決断を下した。トムはこれからもニックスファミリーの一員であり、彼の今後の成功を心から願っている」と記した。(c)AFP