【6月4日 AFP】全仏オープンテニスは3日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が第15シードのフランシス・ティアフォー(米国)を6-2、4-6、7-5、6-2で下し、連覇を狙うカルロス・アルカラス(スペイン)との準決勝に駒を進めた。

アルカラスは第12シードのトミー・ポール(米国)に6-0、6-1、6-4で圧勝し、準決勝進出を決めている。

ムゼッティとアルカラスは過去に6度対戦し、通算成績はアルカラスの5勝1敗。今クレーシーズンもモンテカルロ・マスターズ決勝とイタリア国際準決勝で2度対戦し、いずれもアルカラスが勝利している。

この日の試合では強風に苦しむ中、ムゼッティはエース8本、ファーストサーブのポイント獲得率81パーセントを記録。サーブを武器に、昨年のウィンブルドン選手権に続いて、自身2度目の四大大会(グランドスラム)4強入りを果たした。

一方、全仏で初の準々決勝を戦ったティアフォーは、ムゼッティの32本に対して51本のアンフォーストエラーを犯したのが響いた。(c)AFP