【6月2日 AFP】第3回国連海洋会議(UNOC)が9日、南仏ニースで開幕する。参加各国は単なるレトリック以上の成果を求められており、特に、過剰利用と汚染が進む世界の海をより効果的に保護するための資金拠出が求められている。

UNOCは、海洋保護のための資金を集め、国際的に結束することを目指しているが、深海採掘やプラスチックごみ、過剰漁業をめぐる各国の立場は一致していない。

国連の李軍華事務次長は1日、記者団に対し、「海洋は『緊急事態』にあり、6月9~13日の会議は『単なるルーチンの集まりではない』」と強調。「集団で行動すればまだ進路を変える時間はある」と語った。

ほとんどの国は、気候変動会議や国連条約交渉のような重みを持たず、法的拘束力のある決定を下さないUNOCに、閣僚や下級レベル代表を派遣するにとどめる見通し。

国際水域での海底採掘を後押しする動きを見せ、国際的な批判を浴びているトランプ米政権は、代表団を派遣しない可能性が高いとみられている。(c)AFP/Nick PERRY, with Antoine AGASSE in Brest