モンスーン、印ムンバイに到来 例年より2週間早く
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【5月26日 AFP】インドの金融都市ムンバイは26日、豪雨に見舞われた。現地気象当局は、モンスーン(雨季)が例年より2週間早く到来したと発表した。
西部マハラシュトラ州のムンバイでは、通常は6月上旬にモンスーンが始まる。モンスーン期の豪雨は農作物には恵みとなる一方で、都市部では毎年、交通インフラの浸水などにより混乱を引き起こす。
ムンバイの気象局長であるインド気象局のシュバンギ・ブテ氏によると、記録が始まった2011年以降で最も早い雨季の到来となった。
南アジアでは気温の上昇が続いており、近年は天候パターンにも変化がみられる。ただし、温暖化が極めて複雑なモンスーンにどのような影響を与えているかについて、科学者の間でも正確なところは分かっていない。(c)AFP