「プーチン氏は平和望まず」 独、ウクライナへの無人機攻撃を非難
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【5月26日 AFP】ドイツ政府は25日、ロシアがウクライナに対して記録的な数の無人機を発射し、12人を殺害したことを受け、キーウの同盟国は「断固として対応しなければならない」と訴えた。
ヨハン・ワデフル外相は公共放送ARDに対し、「これは受け入れられない」と語り、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領について「人権を踏みにじっている。これは侮辱だ。プーチン氏を交渉の場に引き込もうと懸命に努力してきた、米国のドナルド・トランプ大統領に対する侮辱でもある」と述べた。
またワデフル氏は、今回の攻撃は「プーチン氏が平和を望んでおらず、戦争を続けようとしていることを示している。われわれはそれを許してはならない」と述べたうえで、「このため、欧州レベルでさらなる制裁を承認する」と強調した。
EU(欧州連合)は先週、17回目となる対ロ制裁を正式に採択。ロシアが石油輸出の制裁逃れに使っている「影の船団」のタンカー約200隻を新たに制裁対象に加えた。(c)AFP
