レアルがスペイン代表DFハイセン獲得 移籍金97億円
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【5月18日 AFP】サッカースペイン1部リーグのレアル・マドリードが、イングランド・プレミアリーグのボーンマスからスペイン代表DFディーン・ハイセンを獲得することが決まった。契約解除金の5000万ポンド(約97億円)を支払うことに合意したと、ボーンマスが17日に発表した。
20歳のCBであるハイセンは、昨夏にイタリア・セリエAのユベントスからボーンマスに1280万ポンド(約25億円)で加入し、プレミアでの1シーズンで見事な活躍を見せていた。
ボーンマスは、レアルが「5000万ポンドの契約解除条項を発動した」と発表。報道によると、ハイセンのこれまでの所属クラブであるユベントスとスペイン2部のマラガもこの移籍から利益を得るという。
ハイセンは生まれはオランダだが、5歳のときに家族でスペインに移住し、マラガの下部組織で育った選手。プレミアの複数クラブから関心が寄せられていたため、レアルは迅速に獲得へ動いた。
ハイセンは米国で6月から開幕するクラブW杯にもレアルの一員として出場できる。チームは6月18日にアル・ヒラル(サウジアラビア)との初戦に臨む。
レアルは今季、特に守備陣の負傷者続出に悩まされた。失点増に苦しみ、公式戦14敗を喫して主要タイトル無冠が決まっている。(c)AFP