【5月5日 AFP】イスラエルの政権関係者によると、安全保障内閣は4日の閣議で、パレスチナ自治区ガザ地区での軍事作戦を拡大する計画を承認した。計画にはガザ地区の「征服」およびガザ住民の移住促進が含まれているという。

イスラエル軍はその数時間前、ガザ地区のイスラム組織ハマスに対する攻勢を拡大するために数万人規模の予備役を招集すると発表。閣議は同日夜に開かれた。

政権関係者は「計画にはガザ地区の征服とその領土の保持、住民を保護するための南部への移動」が含まれるとAFPに述べた。

また、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が「ガザ住民の自主的な移住を促すドナルド・トランプ米大統領の提案を引き続き推進している」ことも明らかにした。(c)AFP