【5月5日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区の民間防衛機関によると、ガザ北部で5日早朝、イスラエル軍による空爆が2回あり、少なくとも19人が死亡したと発表した。

同機関の報道官によると、ガザ市北西部の集合住宅3棟に対するイスラエル軍の空爆で15人が死亡、10人が負傷した。犠牲者の多くは子どもと女性だった。

また、ガザ市北部のベイト・ラヒヤでも住宅への空爆があり、4人が死亡、4人が負傷した。

これらの攻撃に関して、イスラエル軍からの公式な発表は出ていない。

3月2日以降、約240万人が暮らすガザ地区への支援物資の搬入が全面的に遮断されており、3月18日にガザへの軍事作戦が再開されてからは、空爆が強化され、地上作戦も拡大している。

イスラエルは、ガザのイスラム組織ハマスに拘束されている人質の解放を目的に、封鎖と攻撃を強化していると主張している。(c)AFP