ズベレフが初戦突破 ルーネはけがで途中棄権 マドリードOP
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【4月26日 AFP】テニス、マドリード・オープンは25日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は6-2、6-2でロベルト・バウティスタ・アグト(スペイン)を下し、初戦を突破した。
前週のBMWオープンで優勝を果たしたズベレフは、この日31本のウイナーをたたき込み、アンフォーストエラーも24本に抑えて相手を圧倒した。3回戦ではアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン)を迎え撃つ。
一方、前週のバルセロナ・オープンを制したばかりの第8シードのホルガー・ルーネ(デンマーク)は、フラビオ・コボッリ(イタリア)を相手に第1セットを落とした後、右膝のけがを理由に途中棄権。ガエル・モンフィス(フランス)も、前回覇者アンドレイ・ルブレフとの2回戦を前に体調不良で棄権した。
昨年大会のファイナリストである第18シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)は、予選勝者のフアン・マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)に6-7(5-7)、4-6で屈し、初戦で姿を消した。元世界ランキング6位のオジェ・アリアシムは、2025年シーズンの開幕から好調で二つのタイトルを獲得し、ドバイ・テニス選手権でも決勝進出を果たしたが、これで直近ではマッチ4連敗を記録。大会後に発表される最新の世界ランキングでは、トップ25から陥落する見通しとなった。
この日アルゼンチン勢は全体的に好調で、フアン・マヌエル・セルンドロの兄で第20シードのフランシスコ・セルンドロは6-3、6-4で予選勝者のアロルド・マヨ(フランス)に勝利。3回戦で対戦する同胞フランシスコ・コメサニャも第1セットを1-5の劣勢から巻き返すなどし、第13シードのアルトゥール・フィス(フランス)を7-6(7-4)、6-4で撃破した。(c)AFP