サンダーが記録的圧勝 セルティックとキャブス、ウォリアーズも先勝
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【4月21日 AFP】24-25NBAは20日、プレーオフのカンファレンス1回戦(7回戦制)が行われ、オクラホマシティ・サンダーはメンフィス・グリズリーズに131-80の記録的な大勝を収めた。その他、昨季ファイナル王者のボストン・セルティックス、クリーブランド・キャバリアーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズが先勝した。
両リーグ最高のシーズン成績を収め、ウエスタンカンファレンスのトップシードに立ったサンダーは、エースのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーがわずか15得点、5アシスト、3リバウンドと今季最悪の成績にとどまった中で、51点差をつける圧巻の強さで初戦をものにした。先発全員が2桁得点をマークし、ジェイレン・ウィリアムズが20得点、6アシスト、アーロン・ウィギンスがベンチスタートから21得点で大勝に貢献した。
ウエスタンカンファレンスのもう1試合は接戦になったが、ウォリアーズがステフェン・カリーの31得点の活躍でヒューストン・ロケッツに95-85で勝利した。ロケッツも一時23点あった点差を第4クオーター途中に3点まで詰めたが、ウォリアーズが猛攻をしのいで逃げ切った。序盤は調子が上がらなかったカリーだが、最終的には3ポイントシュート5本を含むフィールドゴール(FG)19本中12本を成功させた。ジミー・バトラーも25得点、7リバウンド、6アシスト、5スティールを加えた。
イースタンカンファレンスでは、セルティックスが30得点を挙げたデリック・ホワイトにけん引され、オーランド・マジックを103-86で下した。主力のジェイソン・テイタムは17得点をマーク。第4クオーターにはダンクを試みた際にマジックのケンテイビアス・コールドウェルポープのファウルを受け、コートにたたきつけられて右手首を痛めたが、終了までプレーした。本人は試合後、手首は大丈夫だと話している。
イースタンでセルティックスとの争いを制してトップシードを獲得したキャバリアーズは、マイアミ・ヒートを121-100で下した。(c)AFP