【4月16日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープンは15日、シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)は予選勝者のイーサン・クイン(米国)を6-2、7-6(8-6)で退け、初戦を突破した。

前週のモンテカルロ・マスターズを制した優勝候補のアルカラスは、第1セットをあっさり奪った後、第2セットは先にブレークを許す展開となったが、そこから立て直してストレート勝ちを収めた。

昨年はけがで欠場したバルセロナ・オープンで、2022、23年に続く3度目の優勝を狙うアルカラスは「去年はここにいられなくて非常につらかった。だからまた戻ってきてここでプレーし、勝つこともできてうれしい」と語った。

「いくつかミスもあった。レベルを維持するのが難しい場面もあったが、第2セットでは問題を解決して、最終的には2セットで勝てて満足している」

連覇を狙う第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)も6-4、6-3でダニエル・エライ・ガラン(コロンビア)に快勝。前回準優勝で第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)はライリー・オペルカ(米国)を6-2、6-2で一蹴した。(c)AFP