【4月14日 AFP】米ホワイトハウスは13日、ドナルド・トランプ大統領の定期健診の結果を公表し「非常に健康」であると評した。

ホワイトハウスが公開した診断書には、「トランプ大統領は認知的および身体的に非常に健康であり、最高司令官および国家元首としての職務を十分に遂行できる状態にある」と記されている。

診断書では軽度の日焼けによる皮膚のダメージや、昨年7月の暗殺未遂事件で負った右耳の傷跡などが、いくつかの異常として指摘された。

トランプ氏は昨年の大腸内視鏡検査で憩室症(大腸壁の一部が小さな袋状に突出する病気)と診断され、良性ポリープも見つかった。診断書は3年後の再検査を勧めたとしている。

また診断書によると、トランプ氏はコレステロール治療薬2種類の他、心臓病予防のためのアスピリン、皮膚用のステロイドクリームを服用・塗布している。

診断書は総じてトランプ氏の健康状態と「活動的なライフスタイル」を称賛し、「ゴルフイベントでたびたび勝利」しているとも言及した。トランプ氏はアルコールやたばこを控えている。

一方で同氏はファストフードやステーキを好むことでも有名だが、1期目よりも明らかに痩せて見える。

最新の診断書によると、トランプ氏の現在の体重は101.6キロで、2019年の110.2キロから減少している。(c)AFP