トランプ氏、日米安保に不満 「日本は米国を守らない」
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【3月7日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は6日、ホワイトハウスでの会見で日米安全保障条約の内容に不満を示した。
トランプ氏は「日本とは素晴らしい関係を持っているが、日本との間には興味深いディール(取引)がある」と述べ、「われわれは日本を守らなければならないが、日本はわれわれを守る必要がない」と指摘した。
さらに、「日本は米国との関係で富を築いている」「誰がこんな取引をしたのか」と続け、不公平感を強調した。
トランプ氏の発言を受け、林芳正官房長官は7日、「米国が日米安保条約上の義務を果たすことに全幅の信頼を置いている」と述べた。
また、訪米を控える武藤容治経済産業相は閣議後の会見で、「日本と米国双方の国益がウィンウィンとなるような協議を行いたい」と語った。(c)AFP