【3月2日 AFP】24-25イタリア・セリエAは1日、第27節の試合が行われ、ナポリは終盤にフィリップ・ビリングが同点ゴールを挙げ、首位インテルと1-1で引き分けた。

インテルは、22分にフェデリコ・ディマルコが見事なFKを蹴り込んで先制し、連覇に向けて2位ナポリに大きな打撃を見舞うかに思われた。

しかしナポリは87分、ビリー・ギルモアに代わって投入されたばかりのビリングが、自らのシュートが相手GKジョゼップ・マルティネスに防がれたこぼれ球を押し込み、同点とした。

これでナポリは、インテルとの勝ち点差1を守っている。

インテルは試合の大半で守勢に立たされ、敵地から3ポイントを持ち帰ろうと必死の守備を見せた。昨季は全体を通して強さを見せていたが、今季はこういったビッグマッチで苦戦を強いられおり、シモーネ・インザーギ監督は「大きな試合では完璧でなければならないが、われわれは完璧ではなかった」と振り返り、またもや白星を挙げられなかったことにいら立ちを見せた。

一方で、3位アタランタは0-0でベネツィアFCと引き分けた。ホームではリーグ戦5試合連続で勝利から遠ざかっているアタランタだが、ビリングの同点弾のおかげで首位インテルとの勝ち点3差を守っている。(c)AFP