ブリニョネがシフリン不在の女子大回転制す アルペン世界選手権
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【2月14日 AFP】アルペンスキー世界選手権は13日、オーストリアのザールバッハで女子大回転が行われ、フェデリカ・ブリニョネ(イタリア)が2本とも最速タイムを記録し、合計2分22秒71で金メダルを獲得した。
アリス・ロビンソン(ニュージーランド)が0.9秒差の2位に入り、世界選手権では同国勢初のメダリストとなった。ポーラ・モルツァン(米国)が2.62秒差の3位に食い込み、テアルイセ・スティエルネスン(ノルウェー)はわずか0.01秒差の4位に泣いた。
前回覇者のミカエラ・シフリン(米国)は欠場した。
シフリンはシーズン序盤に出場したW杯の大回転で激しく転倒し、腹部を負傷したことに関連して心的外傷後ストレス障害(PTSD)のような症状が出て、同種目に対して心の壁があると説明している。
しかし、11日に行われた女子団体複合にはブリージー・ジョンソンとのペアで出場し、大会最多記録に並ぶ15個目のメダルを獲得した。(c)AFP/Luke PHILLIPS