【2月12日 CGTN Japanese】中国国家移民管理局は10日、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国から中国南西部の雲南省シーサンパンナを目的地とするツアーについて、同日からビザ免除政策を適用すると発表しました。マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、シンガポール、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアの10カ国のツアー客(2人以上)は、一般旅券を持ち、中国国内の旅行会社の手配で入国する場合、シーサンパンナ・ガサ国際空港、磨憨(モーハン)鉄道、磨憨道路にある口岸(通関や出入国検査を行う管理機関)からビザなしでの出入国が可能となります。活動範囲は雲南省シーサンパンナ州の行政区域内に限られ、滞在期間は6日以内となっています。

 中国国家移民管理局によると、この政策は自主的な開放を秩序立てて拡大し、雲南省が南アジアや東南アジアに向けたハブの構築を支援するための重要な取り組みです。今後は引き続き移民管理分野における制度型の開放を推進し、より多くの外国人が観光やビジネスで中国を訪れるよう誘致してインバウンド観光市場の発展に新たな活力を注入し、ハイレベルの開放と質の高い発展に取り組むとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News