動画:冬季アジア大会開幕、ユニークな公式グッズ続々 中国・ハルビン
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【2月12日 Xinhua News】中国黒竜江省ハルビン市で7日夜、第9回冬季アジア大会が開幕する。競技会場での熱戦の行方も大いに気になるところだが、会場の外では大会関連グッズが多くのメディアや消費者の注目を集めている。
市内の繁華街、中央大街にある公式ライセンス商品の販売店では、多くの観光客が東北虎(アムールトラ)をモチーフにした今大会のマスコット「浜浜(ビンビン)」「妮妮(ニーニー)」の人形を選んでいた。同店のスタッフは「マスコット人形のほか、過去の冬季アジア大会のエンブレムとマスコットのセット、(置物の)紙幣破砕カーリングストーンもよく売れている」と話した。
紙幣破砕カーリングストーンは「歳歳(砕砕)平安、歳歳(砕砕)発財」(毎年平穏無事に過ごし、財を成す)という意味合いがあり、消費者に好まれている。カーリングストーンの形をした容器に破砕された紙幣が入っており、紙幣は中央銀行が人民元を発行する際に生じた不合格品を適切な処理を施して用いているという。
山東省から来た8歳の男の子は「春節(旧正月)にお年玉をたくさんもらったので、好きなグッズを全部買って帰る」と話した。別の地元の消費者は「浜浜」と「妮妮」がプリントされた付け爪(ネイルチップ)は、今大会の特色が出ているうえ、実用性もあるので、これを付けて競技場で中国チームを応援するつもりだと語った。
数百種類に上る独創的な大会グッズの数々は、冬季アジア大会の独特の魅力を示すだけでなく、ハルビンの文化的特色も反映している。また、氷雪文化の普及をさらに促進し、冬季アジア大会の影響力を高め、人々に氷雪スポーツの魅力を伝える役割を果たしている。(c)Xinhua News/AFPBB News