■亡くなる4か月前から自宅学習に

一方、父親のシャリフ被告が2023年4月にサラちゃんを自宅学習させるとして退学させ、その4か月後にサラちゃんが亡くなるまで、虐待行為を自治体の社会福祉部が見逃していたとして英国内では怒りの声が広がっている。

シャリフ被告と最初の妻オルガさんは、社会福祉部にはよく知られた存在だった。

裁判所は2019年、シャリフ被告が虐待を行っていた事実があるにもかかわらず、サラちゃんとその兄の養育を同被告に任せる裁定を下した。

サラちゃんが通っていた学校の教師は、サラちゃんが体の傷を隠すためにヒジャブを着用して通学していたと公判で証言している。

2023年3月ごろ、サラちゃんが顔を負傷していたため、学校が児童福祉部に報告。児童福祉部は調査を行ったものの、何の措置も講じていなかった。(c)AFP/Alexendra del Peral and Helen Rowe