大音量の悲鳴や爆発音を毎晩放送 北朝鮮が韓国に騒音攻撃
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■拷問に等しいレベル
専門家は、北朝鮮が新たに流し始めたこうした音声は、拷問と見なされる基準をほぼ満たしていると指摘する。
「ほぼすべての政府が大音量による拷問や睡眠妨害という手法を用いたことがある」と英セントアンドルーズ大学で歴史を教えるロリー・コックス氏はAFPに説明した。
「(拷問としては)非常に一般的な手法で、物理的な傷を残さないため、否定しやすい」
専門家によると、夜間に60デシベル以上の騒音にさらされると睡眠障害を引き起こすリスクが増大するが、AFPの現地での測定では騒音レベルは最大80デシベルに達していた。
地元住民の一人(37)はAFPに、「ほとんどいつも頭痛薬を飲んでいる」と話し、騒音による慢性的な睡眠不足で、不安障害や目の痛み、顔面けいれん、日中の過度の眠気を引き起こしていると説明。
「子どもたちも眠れず、口内炎ができ、学校で居眠りしている」と話した。
一部の専門家は、こうした放送は、韓国のプロパガンダ放送を北朝鮮兵の耳に入れないようにするのが目的ではないかとの見方を示している。韓国のプロパガンダ放送には通常、K-POPの楽曲や国際ニュースなども含まれる。