5人の斬首遺体入ったプラスチック袋発見 メキシコ
このニュースをシェア
【10月14日 AFP】メキシコ当局は13日、西部ハリスコ(Jalisco)州で斬首された男性5人の遺体が発見されたと発表した。
州検察当局によると、遺体はオフエロス(Ojuelos)市の道路脇で黒いプラスチック袋に入った状態で発見された。
「アスファルトの上に、人のシルエットのように見える袋がいくつかある」との通報を受け、国家警備隊が出動。ズボンしか着用していない首のない遺体を発見した後、付近で頭部が入っているとみられる別の袋を発見した。
メキシコでは麻薬絡みのカルテル抗争に伴う暴力事件が後を絶たない。ハリスコ州でも「ハリスコ新世代カルテル(CJNG)」などの犯罪組織による暴力が多発しており、公式統計によると今年9月までの殺人事件の被害者は1415人に上っている。
またメキシコでは先週、南部ゲレロ(Guerrero)州の州都チルパンシンゴ(Chilpancingo)の市長が、就任から1週間もたたずに殺害された。地元メディアは、切断された市長の頭部が、小型トラックのボンネットに置かれていたと報じた。(c)AFP