レイプ疑惑のラグビー仏代表、口笛浴びるも「落ち着いた」復帰
発信地:パリ/フランス
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【10月6日 AFP】ラグビーフランス代表の南米遠征中にアルゼンチン人女性をレイプしたとして、一時拘束されていたウーゴ・オラドゥ(Hugo Auradou)が5日、フィールド外で口笛を吹かれたものの、「落ち着いた」復帰を果たした。
21歳のオラドゥとオスカル・ジェグ(Oscar Jegou)は、アルゼンチンとの試合でフランス代表初出場を果たした7月6日夜に女性を襲ったとして逮捕された。二人は容疑を否認し、9月に帰国を認められると、アルゼンチン検察が4日、二人に対する加重レイプの罪の棄却を勧告していた。
この日行われたのは仏リーグ・トップ14のペルピニャン(USA Perpignanais)戦で、オラドゥが所属するポー(Pau、セクシオン・パロワーズ<Section Paloise>)は敵地で10-11で敗れた。
試合後、ポーのセバスチャン・ピケロニー(Sebastien Piqueronies)ヘッドコーチ(HC)は、「彼は落ち着き、決然としていた」と明かし、「非常にいいプレーをして、昨シーズンと同じように効いていた」と評価。「観客の態度? 特に何も心配していなかったよ」と続けた。
冷ややかな歓迎を受けたものの、ペルピニャンのファンの中にはオラドゥの復帰に関心のない人もおり、年間チケットを長年保持しているという男性は「推定無罪である以上、復帰できない理由が分からない」「彼が仕事に臨むのを妨げるものは何もなく、そして彼の仕事はラグビーをプレーすることだ」とコメントした。(c)AFP