【9月7日 AFP】パリ・パラリンピックは6日、陸上男子400メートル(義足T62)決勝が行われ、両脚義足のスプリンターで五輪女王を妻に持つハンター・ウッドホール(Hunter Woodhall、米国)が46秒36で優勝し、自身初の金メダルを獲得した。

 東京大会では銅メダルに終わっていた25歳のウッドホールは、世界記録保持者のヨハネス・フロールス(Johannes Floors、ドイツ)を46秒90の2位、オリビエ・ヘンドリクス(Olivier Hendriks、オランダ)を46秒91の3位に抑えた。

 ウッドホールはパリ五輪の陸上女子走り幅跳びで金メダルに輝いたタラ・デイビスウッドホール(Tara Davis-Woodhall、米国)との大物カップルとして知られており、会場のスタッド・ド・フランス(Stade de France)でゴールした際、先月8日に優勝したとき妻がそうしたように、トラックサイドにいた伴侶の腕に飛び込んだ。(c)AFP