世界最弱サンマリノ、公式戦で歴史的初勝利 NL
発信地:パリ/フランス
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【9月6日 AFP】サッカーUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2024-25)は5日、各地で試合が行われ、グループDのグループ1では国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングで最弱チームに位置づけられているサンマリノが1-0でリヒテンシュタインを下し、公式戦初勝利を挙げた。
イタリアに囲まれた人口約3万人の小国サンマリノは、リヒテンシュタインとの親善試合に勝利した2004年以来の勝利を目指し、この日本拠地サンマリノ・スタジアム(San Marino Stadium)での一戦に臨んだ。
前半にリヒテンシュタインのゴールがオフサイドで取り消された後、世界最下位の210位に沈むサンマリノは53分、同国が最後に勝利したときまだ生まれていなかった19歳のニッコ・センソリ(Nicko Sensoli)が、相手の守備のミスを突いて決勝点を挙げた。
国際サッカー界の「打たれ役」であるサンマリノは、この勝利に向けてここ2年間はセーシェル、セントルシア、セントクリストファーネビスとの親善試合で引き分けを積み重ねてきた。ネーションズリーグでは最下層のリーグDに入っており、グループ1では他にジブラルタルと対戦する。(c)AFP