中国、南シナ海係争水域近くでフィリピン船に「制御措置」
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【8月25日 AFP】中国海警局は25日、南シナ海(South China Sea)で領有権を争う南沙諸島(スプラトリー諸島、Spratly Islands)のサビナ礁(Sabina Shoal)近くの海域にフィリピンの船舶が入ったため、「制御措置」を講じた。国営メディアが伝えた。
中国中央テレビ(CCTV)は「フィリピンの船舶3002は、中国政府の許可なく南沙諸島の仙賓礁(サビナ礁の中国名)付近の海域に不法侵入した」として、「中国海警局は法規に基づき、このフィリピン船に対して制御措置を講じた」と報じた。(c)AFP