トランプ氏、経済分野でハリス氏批判 米大統領選
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【8月15日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は14日、カマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領が民主党大統領候補として主要経済政策を初めて発表するのを前に、ハリス氏も支えるジョー・バイデン(Joe Biden)政権の経済実績をこきおろした。
トランプ氏は激戦州の一つ、ノースカロライナ州のアッシュビル(Asheville)で演説し、11月の大統領選でハリス氏が勝てば再び大恐慌が起きるが、自身が勝てば賃金を急上昇させると誓った。
また、「カマラ・ハリスといかさまジョー・バイデンの下でアメリカンドリームは死んだ」と主張。「彼女(ハリス氏)の急進的なリベラル政策は恐ろしいインフレを引き起こし、中間層を壊滅させ、何百万もの米国家庭の家計を破壊した」と非難した。
共和党内では、トランプ氏に対し、個人攻撃を控え、政策論議に集中するよう求める声も出ているが、トランプ氏はそうした助言を無視。ハリス氏について「無能な社会主義者で頭がおかしい」「あまり賢くない」「狂ったように笑う」などと「口撃」した。ハリス氏の名前も、何度も誤って発音した。
ハリス氏は16日、ノースカロライナ州ローリー(Raleigh)で演説し、経済政策の概要を明らかにする予定。(c)AFP/Peter Zay with Frankie Taggart in Washington