【7月31日 AFP】パリ五輪は30日、競泳の決勝種目が行われ、女子100メートル背泳ぎではカイリー・マッケオン(Kaylee McKeown、オーストラリア)が世界記録保持者のリーガン・スミス(Regan Smith、米国)を破り、連覇を達成した。

 マッケオンは後半伸ばして57秒33をマーク。キャサリン・バーコフ(Katharine Berkoff、米国)が銅メダルを獲得した。女子オーストラリア勢はアリアン・ティットマス(Ariarne Titmus)が400メートル自由形、モリー・オキャラハン(Mollie O'Callaghan)が200メートル自由形、さらに4×100メートル自由形リレーを制したのに続き、強さを見せている。

 男子800メートル自由形では、アイルランドのダニエル・ウィフェン(Daniel Wiffen)が歴代5位タイムとなる7分38秒19で優勝し、同国男子選手としては初となる競泳の金メダルを獲得した。アイルランド勢は1996年のアトランタ五輪で三つの金メダルを獲得したが、いずれも女子のミシェル・スミス(Michelle Smith)が手に入れたものだった。

 男子4×200メートル自由形リレーは英国が優勝。スタートからトップを譲らずに6分59秒43でタッチし、米国を2位、オーストラリアを3位に抑えた。(c)AFP/Simon EVANS